「なめたマネ」 How would you say "nameta mane" in English?
「なめたマネしてすみません」が元文です。
なめたマネ
英語版漫画:being disrespectful
Crunchyroll 字幕:cocky attitude
「なめる」と聞いて咄嗟に頭に浮かぶ動詞は、「過小評価する」という意味の”underestimate” ですが、この場面にはピッタリしません。「私はあのチームをなめていた」と言う場合に使います。漫画の英訳にある “be disrespectful” は、後輩が先輩に言うセリフとして適していますし、通訳の場面にも使えそうです。別の場面で使われていた同じような意味の表現には、”mess around with somebody”がありましたが、これは後輩から先輩には使えないですね。
字幕の方で使われている “cocky” は「生意気な、調子に乗った」という意味でハイキュー!! に何度も出てくる単語です。例えば “Don’t be cocky”(いい気になるなよ)などです。この場面の全文では “Please forgive me for my cocky attitude”となっています。
ちなみに、漫画の一つ上のコマにある「挑発する」は、私だったら「イライラさせる、刺激して~させる」という意味の “provoke” を使って “Are you provoking me/Are you trying to provoke me?”と訳していたでしょう。「あざける、冷やかす」という意味の “taunt” もこのような場面では使えることを覚えておきます。字幕の方での「なんだあ!?挑発かあ!?」は “Are you calling us out?” でした。 “Call out” = けんかを挑む、です。
残念ながら現在Netflixでは1期の動画は見ることができませんので、そちらの英訳を参照できませんでした。
英語版漫画単行本3巻 アニメ1期10話